岩内町郷土館ブログ

岩内町郷土館でのイベントやお知らせ、
岩内町に関する情報や岩内町の様子などを発信しています。

お知らせ第二回企画展「岩内のアスリートたち」開催中!

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 郷土館での第二回企画展は、町のスポーツの歴史とヒーローたちの活躍を紹介。とにかく躍動感あふれるものにしたい、見る人が元気になるようなものにしたいと思いました! 館内の資料のみならず、町民の皆様よりご協力もたくさんいただきました。

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 2004アテネオリンピック銅メダリスト、田南部 力選手。岩内町内を廻る凱旋パレード。

 岩内のレスリング競技の歴史は、1989(平成元)年のはまなす国体岩内町開催が決まった時からはじまりました。岩内がレスリング競技の会場になるということで、町では選手の育成、子供たちへの競技の普及を目指し、レスリングクラブがつくられました。この「岩内ちびっこレスリング」から、国体、インターハイ、そしてオリンピック選手を輩出するほどのレスリング黄金時代が築きあげられていったのです。

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 岩内出身、岩見沢農高 久米 貴幸選手、高1で全道を制覇。高校は田南部選手の一級下でした。(写真に写ってます)

 久米選手は、岩見沢農高に入るやいなや、一年生で全道優勝を果たしました。二年生では、団体戦で田南部力選手と共に全国大会出場。そして三年生で念願の全国制覇を果たしたのです。

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 平成元年に開催されたはまなす国体、レスリング競技では、岩内出身の斉藤選手が活躍しました。この様子を学生時代の田南部選手、久米選手は見ていたかもしれません。全国からのトップ選手が集まる「国民体育大会」にふれた若い世代が、世界の舞台でのちに活躍することになったのです。こうした歴史を知れば知るほど「岩内のスゴイところ」が改めてわかります。

 しかもレスリングだけじゃないのですよ〜(笑)



posted by 岩内町郷土館 at 2022年06月30日16:45 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ令和4年度岩内町郷土館はじまりました!

本年度も宜しくお願いいたします! 
第一回企画展「郷土館お宝・珍品展part8〜有島武郎と『白水会』の100年」は、4月16日より始まりました。
木田金次郎と佐藤彌十郎を中心とした、大正デモクラシーの時代の若者たち。彼ら白水会の活動が、岩内の文化的素養を豊かに育てる始まりとなりました。


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お天気のいい日は大漁旗でお出迎えいたします〜。

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企画展は6月12日(日)までです。

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posted by 岩内町郷土館 at 2022年04月16日15:49 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ岩内町郷土館は令和4年3月末まで冬季休館です!

 2021(令和3)年、本年度も岩内町郷土館へのご来館、ご協力を下さいました皆様、そしてこのページをご覧下さっている皆様、ありがとうございました! 今年はコロナ緊急事態の休館等ご迷惑もおかけいたしましたが、無事に一年を過ごすことが出来ました。御縁のあった皆様に心より感謝申し上げます。

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 このご時世ですのでイベント開催などもままならず、最後の「ぱとりあ歴史さんぽ」も、多くの参加ご希望がありながら、当日の悪天候でやむなく中止となり残念……来年こそは実現します! 楽しい企画も充実させていきたいと思っています。

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 今年も沢山の出会いがありましたが、寂しいお別れもありました。
 長年郷土館理事を務められた清川義明さん。第三代郷土館館長の吉田吉就さん。お二人には多くの御恩を頂きました。心より感謝いたしますとともにご冥福をお祈りします。
 本年度は郷土館開館50周年ということもあり、この半世紀の歴史をまとめた記念誌を刊行いたしました。歴代の理事、館長をはじめ、これまでどれほど多くの方々に、郷土館は支えられて来たことかと改めて気づきました。この礎の上に、私たちは皆さんと共にまた新たな歴史を積み上げて行かなくてはと思います。「先人の勇気ある挑戦を思い起して」と、記念誌に吉田さんが書き残された言葉は燈明のようです。
 来年度も皆さんのご支援ご協力を賜ります様、どうぞ宜しくお願い致します。

IMG_3143.JPG(令和3年11月1日発行の開館50周年記念誌)

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 なお冬季休館中ではありますが、こちらのサイトへのコメントやフェイスブック、メールのお問合せにつきましては受け付けております。お気軽にアクセスしてくださいね!

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posted by 岩内町郷土館 at 2021年12月08日14:53 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ令和3年度第三回企画展「岩内古宇と樺太展」

 暑い夏を凌ぎましたね皆さん! 岩内を吹く風もすっかり秋です。
 岩内町郷土館では、第3回企画展「岩内古宇と樺太展」が始まりました。令和元年、元小中学校の職員であった故・笹浪奨氏のご家族より、岩内に残る旧樺太資料をたくさんご寄贈頂いたのがきっかけでした。

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 この企画展を準備するうちに、近隣の神恵内村郷土資料館とや、にしん御殿とまりにも旧樺太に関わる資料を所蔵されていることがわかり、急遽各教育委員会さんのご協力を得、貴重な資料をお借り、展示することが出来ました。戦後76年、歴史の風化が危惧されるこの今こそ、「旧樺太」を知ることは北海道、古宇の住人として大切なことであると感じます。

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 ひとつひとつの資料に、深いドラマを読み解くことができます。昭和の名力士、横綱大鵬は樺太出身で、戦後の引き揚げで初めて住んだのは、この岩内町の引揚者住宅でした。その建物は現在も残っています。また、引揚げの時に「国境標石」の拓本をとって、荷物に入れて持ち帰り、その由来を子にも詳しく語らずに亡くなった方も。後に拓本は、ご子孫によって神恵内村郷土資料館に寄贈されました。

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 父母、祖父母が樺太にゆかりがあるという方も多いと思います。広大な土地(現在のサハリン島)に、1945年の終戦までに40万人以上の日本人が暮らしていました。戦時下の情勢の中、生きてきた土地を追われて本国日本へ還りました。そのご苦労や悲しみを、ともすれば多く語らずにいたかもしれません。


 今年3月のニュースで、「全国樺太連盟」の解散が報じられ、当事者の記憶や物語が伝わる機会も少なくなりつつあります。岩内町郷土館に託されたものは、その一部ではありますが、沢山の方に御覧いただければと思っております。

 なお、感染症蔓延防止の対策対応として、令和3年9がつ30日(木)までの期間、入館者制限(町内)をいたしております。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。(R)







posted by 岩内町郷土館 at 2021年09月14日12:51 | Comment(2) | TrackBack(0)

お知らせ第二回企画展「岩内の学校100年の歴史」

 令和3年6月26日(土)〜8月29(日)の期間、「岩内の学校100年の歴史」というテーマで企画展が開催されます。

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 準備しながら、まるで大きな流れに飲み込まれるような印象を受けました。まさに岩内の学校の歴史は、時代とともに分離し合流する、大河のようです。その河の源流から、現在に至るまでを展示します。

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 今回は、町立岩内西小学校より貴重な資料を数点お借りしております! 敷島内地区ウエンドマリは、現在国道のトンネル化によって通行不可能な地域となってしまいましたが、かつては集落があり「雷電小学校」もありました。明治40年代から昭和11年まで存在した、その雷電小学校の資料、また、沿革としては地域でもっとも古い、慶應元年(1865)に寺子屋としてはじまった「島野小学校」の資料も初展示いたします!

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お花も見ごろ、お天気もいい季節となりました〜!
皆様のご来館をおまちしております!

 


 

posted by 岩内町郷土館 at 2021年06月26日11:14 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ岩内町郷土館は臨時休館中です

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5月31日までとされていた臨時休館でしたが、6月20日までの休館延期となりました。皆様にはご不便をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。なお、6月13日まで開催の予定であった第一回企画展「郷土館お宝・珍品展パート7〜昭和46年〜」は、NOTE.comの新しい岩内町郷土館サイトhttps://note.com/iwanaikyoudo/n/n49d21371d8bb
で特別に公開展示しております! 連載ですよ〜。ぜひぜひご覧ください。

posted by 岩内町郷土館 at 2021年05月29日12:40 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ令和3年度の岩内町郷土館オープンです!

まだまだ風は少し冷たいのですが、岩内町郷土館は本日よりオープンです!

午前中より、ホールの生け花奉仕をして下さる岡田先生をはじめ、教育委員会担当のみなさま、地域おこし協力隊の面々にまじり、一般のご来館者もちらほらと。
 ありがとうございます! 本年もどうぞよろしくお願いいたします!

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郷土館第一回企画展「岩内町郷土館 開館50周年記念企画展 郷土館お宝・珍品展〜昭和46年」は、4月17日(土)より開催いたします! 皆様お待ちしておりますー!

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野束川に写る「さかさ岩内山」

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郵便ポスト。今時期は草も少ないので枝の間からその姿がよく見えます。

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岩内の空と海は、これからいよいよ見ごたえありですよ〜

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posted by 岩内町郷土館 at 2021年04月06日16:40 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせお知らせです

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本格的な冬到来となりました。
岩内町郷土館は冬季休館となり、隅から隅までしんとしております。
前庭の保津船も、教育委員会の皆様のお陰で冬囲いをされ
ホップ発見の地石碑も何もかも真っ白です。
令和2年度も、たくさんの方にご来館いただき、たくさんの方に支えていただきました。
ありがとうございました。
来年度も宜しくお願い致します。

長年の間、郷土館館長をつとめてこられました
坂井弘治館長が、12月11日に永眠されました。
冬季閉館間際の11月29日には「ぱとりあ通信」の出来具合や来年度の運営のことなど
病院から電話連絡があり、最後の最後まで勤めを果たされた姿にただ感謝の念で一杯です。
お会いしたことのある多くの方に、それぞれの思い出があると思います。
その思い出を語りに、また岩内町郷土館にお立ち寄り頂ければ幸いです。
来年度、温かい4月春が待ち遠しいです。

本日きれいに雪かきをして、少しの間すべての明かりをつけて、
岩内町郷土館よりお見送りをさせていただきました。

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posted by 岩内町郷土館 at 2020年12月14日20:39 | Comment(2) | TrackBack(0)

お知らせ郷土館 お宝・珍品展を開催中です。

郷土館に納められている「郷土資料」は、絵画や文学などの文化的なもののみならず、大小さまざまな産業の道具であったり、古代から中世、近世の人びとの生活の道具であったりと、多岐にわたります。そんなたくさんの収蔵品の中から、しばらくお目にかかっていない懐かしいものや、最近新しく寄贈していただいたものなどを、この機会にお披露目しましょう! 「お宝・珍品展」はそんな企画展です。

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アンティークな卓上扇風機ですが、結構な重量があります。こちらは、昭和十年代のもの。「芝浦製作所」と製造プレートにありますが、芝浦製作所はのちに「東京芝浦電気株式会社」となり、おなじみの「東芝電気」となるのです。

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こちらは、昭和20年代の三菱電機製。羽が三枚になっています(にわか扇風機マニア)

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1972年(昭和47)札幌オリンピックでの、聖火リレーに使われた、聖火トーチです。倶知安から小沢、国富、そして仁木へ向かい、聖火は岩内には入りませんでしたが、当時の岩内高校3年生の坂田秀美君が、選手として一区間を走ったそうです。

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明治の開拓判官松本十郎の掛け軸です。
松本十郎は、明治2年から明治8年の間、北海道根室に赴任しました。その折に作成した紀行文を書き記し、すばらしい絵も入れて、退官後、最晩年の大正5年、時の根室支庁長前田氏に贈ったものが、この掛け軸です。

企画展の一部をご紹介しました! 
期間は11月23日(月祝)までですよ〜。
(R)

posted by 岩内町郷土館 at 2020年10月25日14:45 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ本年度第二回企画展「島野神社と島野の人びと」

 今年は、岩内町野束川の西側「旧島野村」と「岩内町」が合併して65周年となります。昭和30年(1955)4月1日。前年の岩内大火で町の八割を焼失、大打撃を受けた岩内町は、古来より関係の深かった島野村と合併。新生岩内町として復興に立ち上がりました。この合併がなかったら、その後の岩内は、そして島野は、はたして今日のようにあったでしょうか。

 郷土館に残る島野神社の神祭具や、たくさんの方から提供された古写真をもとに、島野の歴史をあらためて紹介しています。島野地区ゆかりの方も、そうでない方もぜひぜひご覧ください。お待ちしております!

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 昭和2年の後志地区写真集から見つけました。島野地区の海岸線の様子です。一番奥がビンの岬。現在の鳴神トンネル入り口、新井田古番屋(現敷島内漁港)付近。そこから岩内方面へ向けて。家々や石積みで作られた漁場が連なっています。

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 敷島内地区、坂の上付近の海岸には、現在も石垣積みが残っている場所があります。

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 敷島内、斉藤漁場の建物。

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 その前浜には、やはり石積みの遺構がありました!

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 西尾家のレンガ積み倉庫。

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 立派な瓦屋根が残っています。

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 大正3年の写真集に残っていた「鰊御殿」の写真。敷島内の畑沢要吉邸です。


posted by 岩内町郷土館 at 2020年08月13日10:50 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ岩内町郷土館は6月2日より開館しております!

長期のコロナ閉館が終了し通常開館しておりますが、年間予定の変更など、今年度のいろいろが大幅に遅れております。が、スタッフ一同気合で頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします! 皆様のご来館お待ちしております! 

posted by 岩内町郷土館 at 2020年06月20日15:46 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ岩内町郷土館は、5月15日(金)まで休館中です

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 北海道からの要請を受け、郷土館は、5月15日(金)まで休館といたします。ご用件がございましたらお電話にてお問合せ下さい。なおメール、ブログ、FB、メッセンジャー等もつながりますので、お問合せ等はこちらでも受け付けております。よろしくお願いいたします。皆様どうぞご自愛くださいますよう。

posted by 岩内町郷土館 at 2020年05月07日13:05 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ令和2年度の岩内町郷土館

当館は、令和2年5月6日(水)まで、臨時休館中となっております。本年度の企画展、イベントのお知らせは、令和2年5月20日以降に改めてお知らせする予定です(現在の掲載内容は、昨年度のものです。お間違えの無いようお願いします)。よろしくお願いいたします。

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 これまで歩んできた先人たちの知恵の中に、答えが見つかるのではないでしょうか。

 岩内町には、これまでさまざまな困難を乗り越えてきた不撓不屈の精神があります。

 こんな中でも、明るく笑っている人がいっぱいいます。

 みんなで助け合って、乗り越えていきましょう!
            
 (2020年4月28日 職員一同)

posted by 岩内町郷土館 at 2020年04月28日13:03 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ令和元年度もありがとうございました!

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11月30日、本年度の通常開館を終了しました。郷土館は来年度三月末まで、冬季休館となります。
本年度もたくさんのご来館、ありがとうございました。また全国各地から資料調査等、専門の方がいらっしゃいました。当館としても収蔵資料の奥深い情報を得る事多々あり。感謝です。

北海道のニシン漁のこと、日本のボーイスカウトのことなど、また改めて資料をととのえ、岩内町内外、ご来館の皆さんにお伝えできると思います。がんばります! 来年度も宜しくお願い致します。

なお、郷土館は冬季休館中ですが、こちらのブログ、そしてフェイスブックは年中無休で情報発信いたしております! 引き続き宜しくお願い致します。

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posted by 岩内町郷土館 at 2019年12月07日18:05 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ今年も郷土館いくべコンサート

 明日11月3日(土)13;45〜は、郷土館いくべコンサート。村田さんのフルート演奏と、郷土館100年オルガンの演奏があります! 今年最後、平成最後のイベントです〜。

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 国産としては日本最古のリードオルガン。明治38年製です。かつて町の有志が修復保存にたちあがり、今ここに100年あまり昔の美しい音色を復活させました。郷土館では来館のお客様どなたにでも、自由にさわって、弾いていただいております。

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 ペダルを踏みつつ、弾きこなすにはなかなか難しいのですが……。
 本格的な演奏を、このたび奏者の岩城美紀子さんにご披露していただきます! 演目は童謡からクラシックなどなど多彩。子供さんからおじいちゃんおばあちゃん、ご家族みんなでお楽しみ下さい!

posted by 岩内町郷土館 at 2018年11月02日14:48 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせいよいよ7月7日(土)より!企画展「松浦武四郎と岩内地方」

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 安政4年(1857)蝦夷地をくまなく探検、調査していた幕府御雇人松浦武四郎は、5月9日イワナイへ向かい、イソヤより雷電山へ入りました。
 その時、雷電峠に佐右衛門という樵の男がおり、話をきけば
「自分は昔から山稼ぎをしていたものですが、山中で羆の難に遭ったことが一度もありません。これは日頃熊野権現様を深く信仰しているおかげです。それでぜひともこの辺りに、熊野様をお祀りする社を建てたいのですがいかがでしょう」と。
 武四郎は「それこそ私も同じ思いである」と、奉行に熊野神社の建立を上奏しようと話します。
 そこで一通の手紙をしたためてこの男に渡し、近いうちに御奉行様一行がここを通るから、その折に、家来衆にそれを渡すように言い、岩内へと向かったのでした。
 5月18日、函館奉行堀利熙(ほりとしひろ)蝦夷地巡見の一行が来ました。『堀奉行随行録 蝦夷地・樺太巡見日誌 入北記』の中で、その当時のことを著者の玉蟲佐太夫がこう書いています。
「我に向かい一封の書を差し出す者あり、その名を見ると松浦武四郎の書であった。何故と開き見れば、この男は数年来、樵(きこり)を生業として山稼ぎをしているが、一度も熊の害にあったことがない。かねてより熊野権現を信仰しているからだといい、熊野権現社をここに建てたいそうなのでこれを鎮台(奉行所)へ願い出て欲しいとのこと」
 すぐにこのことを鎮台(堀奉行)へお伝えすると、鎮台はことのほか喜び、付近の土地と金千疋(2両2分)を佐右衛門に賜りました。
 写真の扁額の「熊野」は、安政4年11月、松浦武四郎の願い出により、堀奉行が揮毫したものです。裏書は、竹四郎の直筆です。

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(安政3年 松浦武四郎雷電越えの大油彩画)





posted by 岩内町郷土館 at 2018年07月01日09:46 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ岩内にあった劇場を知りたい!

 もっとも近い時代は平成十年代。後志管内最後の劇場「岩内ニューシネマ」が閉館となり、岩内の劇場文化は幕を閉じました。が、多いときには岩内町内、4軒もの映画館、劇場があったのをご存知でしょうか。
 二葉座、万生座、遊楽館、東栄劇場……。
 その歴史は、二葉座開業の明治元年。今から150年前にさかのぼります!
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 5月26日(土)より始まる平成30年度郷土館第2回企画展「岩内の演芸文化」では、二葉座開業150年を記念し、老舗劇場の誕生から、次々生まれた各劇場、そして岩内ニューシネマへと続くこのまちの劇場文化の歴史を辿ります。

 そこで、この記事をご覧の皆様へお願いがあります。
 岩内の劇場での思い出を教えて下さい。
 歌舞伎、お芝居、落語や漫談、演奏会、コンサート、そして映画。どの館で、何をやっていたか。どんな作品に触れ、今でも忘れられない感動などなど、ぜひお聞かせ下さい。
 詳しくは岩内町郷土館(0135-62-8020)まで。
 こちらのコメント欄でもお待ちしております!




posted by 岩内町郷土館 at 2018年05月15日17:33 | Comment(5) | TrackBack(0)

お知らせ「梅澤日記」刊行準備中です!

 明治〜大正〜昭和の岩内に名をはせた豪商梅澤家、その番頭格が書き残していた日記がこのたび印刷出版されることになり、たくさんの画像資料を準備中です。この日記は大正の記録であり、この時代の岩内の町の様子、梅澤商店の様子が細かく記されている貴重な資料です。

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 梅澤市太郎(六兵衛)は、初代と七代の岩内町長をつとめた人物です。漁業振興はもちろん、学校建設、消防、警察署等の公共事業、多くの文化人の来岩など、岩内繫栄の基礎を築く多くの功績を後世に遺しました。今に残る名園「含翠園」も、元は梅澤家の別荘地です。

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(梅澤市太郎肖像)

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(左:梅澤商店本店の建物。マル平の屋号の暖簾がかかる。右:梅澤味噌醤油醸造所)

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(神社参道途中にある含翆園)

 みなさんぜひ刊行をお楽しみに〜!(r)

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posted by 岩内町郷土館 at 2018年02月19日16:38 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ第4回企画展「夏目漱石と岩内」開催中です〜11月19日(日)まで

第四回企画展、好評開催中です!
岩内町にある「文豪夏目漱石立籍の記念碑」。今は住宅街の一角ですが、今からおよそ125年前、この場所は岩内で一番の繁華街でした。

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岩内古宇郡役所、警察署、たくさんの商店、そして遊郭も。明治23年の大火と昭和29年の大火、長い歳月のうちに、写真のような元の風景は無くなりましたが、この変形十字路は現在も残っています。港を背に交差点に立つと、明治時代と同じ道路の様子と、ずっと変わらぬ岩内山を望むことが出来ます。

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そして夏目漱石は明治30年にもう一度、岩内町内で戸籍を移します。それが現在の警察署と消防署の付近です。岩内警察署は明治23年にこの場所に設置されて以来、現在まで一度もその場所が変わっていません。

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夏目漱石の戸籍の謎を追いながら、100年前の岩内町の姿をぜひ見て頂きたいと思います!(r)

posted by 岩内町郷土館 at 2017年10月11日17:09 | Comment(0) | TrackBack(0)

お知らせ猫写真コンテスト、写真募集中です!

本年度第四回企画展に合わせて、猫写真コンテストを開催します。
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岩内町郷土館第4回企画展(平成29年9月30日〜11月19日)
夏目漱石生誕150年 岩内転籍125年記念「漱石と岩内展」伴走企画といたしまして

猫写真コンテスト「我輩の、猫である」を開催いたします!

 皆様は文豪夏目漱石が明治25年から大正3年まで、戸籍を当時の旧字名「岩内町吹上町十七番地」に転じ、戸籍上は23年間岩内町民であったという不思議な御縁をご存知でしたか?

 岩内町郷土館ではこの「縁」をひもとく企画展を9月30日(土)より開催いたします。これに合わせ、かの名作に因み全国各地の「我輩猫」写真を募集し、パネル展示を予定しております。皆様のご応募お待ちしております!

募集要項はコチラ↓↓↓

○猫規定……投稿者が愛を感じた猫写真。投稿者さんが任意で一緒に写ってもOK。(その際夏目漱石的なヒゲがあるとポイント高し)
○応募方法……猫さんのお名前とプリント写真を郵送。またはFacebook「我輩の猫である」岩内町郷土館第四回企画展「漱石と岩内」連携猫写真コンテストにて画像を投稿。(送られた写真は郷土館でデータ化し大きさの加工をすることがあります。
○応募者のご氏名ご住所、連絡先電話番号を合わせてお知らせ下さい。写真展示の際に紹介させていただきます(例○○町△△さん家の☆☆ちゃん)。FB投稿の方はMessengerにてお知らせ下さい。この募集は日本全国に公開しています。「Messengerに送信」ボタンで、ご連絡先と写真を再度添付し送信をお願いします。エントリー確認を返信いたします。なお展示の際匿名を希望の方は対応いたしますー。その旨お知らせ下さい。

または下記メールアドレスにても受け付けておりますー。

○募集期間……平成29年8月20日(日)〜9月15日(金)締切。
(但し応募件数が200件に達した場合は応募受付終了。または公益に反する等不適切な応募については取消とする場合があります)

○応募された猫さんたちの写真は、郷土館第4回企画展にてパネル展示。さらに全応募の中から「猫である」最優秀賞1ねこ、および優秀賞2ねこを選出し、発表いたします!
○副賞……最優秀賞および優秀賞に賞状および、岩内町老舗の名産品をお送りします。

○審査員……うえかわちさとさん(猫かめらにゃん)、郷土館坂井館長、吉田奏美さん(なまら岩内写真部)

大丸2郵送先……〒045ー0022 北海道岩内郡岩内町清住5ー3
      岩内町郷土館「我輩の、猫である」写真コンテスト係  
大丸2メールアドレス:iwanaikyoudokan@gmail.com

よろしくおねがいいたします!

posted by 岩内町郷土館 at 2017年08月31日17:12 | Comment(1) | TrackBack(0)