岩内町郷土館ブログ
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お知らせ | 郷土館資料「白水会記録會計」公開資料となりました
2022年7月16日。有島武郎が岩内を訪れた、ちょうど100年後のこの日に合わせることが出来ました。
時代は大正11年(1922)。有島の小説「生れ出る悩み」の主人公モデルとなった画家、木田金次郎を中心とした青年グループ「白水会」が岩内に誕生し、この会では有島武郎の岩内講演会を開催、さらに大学教授や代議士の講演会、普通選挙啓蒙運動、音楽演奏会などなど、当時一流の文化芸術を呼び込み、町内に広げる活動を繰り広げていました。
「白水会」の大正11年からの活動記録を綴った資料『白水会記録會計』が、この7月16・17日に当岩内町郷土館ホームページとニセコ町「土香る会」ホームページ上にて公開され、一般の方々に閲覧出来るようになりました。
土香る会の梅田氏をはじめとした会員の方々により、全ページを画像データ化され難読な本文を翻刻、テキストデータにまとめ上げられたものです。長く膨大な作業に、心より感謝と敬意を表したいと思います。
ニセコ(狩太)と岩内の、作家有島武郎と画家木田金次郎の深い縁から始まる、「潮の花」咲くがごとき岩内文化の歴史を御覧頂けることと思います。是非とも多くの方に見て頂きたいと思います!
posted by 岩内町郷土館 at 2022年07月18日13:22 | Comment(0) | TrackBack(0)
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