岩内町郷土館ブログ
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お知らせ | 郷土館 お宝・珍品展を開催中です。
郷土館に納められている「郷土資料」は、絵画や文学などの文化的なもののみならず、大小さまざまな産業の道具であったり、古代から中世、近世の人びとの生活の道具であったりと、多岐にわたります。そんなたくさんの収蔵品の中から、しばらくお目にかかっていない懐かしいものや、最近新しく寄贈していただいたものなどを、この機会にお披露目しましょう! 「お宝・珍品展」はそんな企画展です。
アンティークな卓上扇風機ですが、結構な重量があります。こちらは、昭和十年代のもの。「芝浦製作所」と製造プレートにありますが、芝浦製作所はのちに「東京芝浦電気株式会社」となり、おなじみの「東芝電気」となるのです。
こちらは、昭和20年代の三菱電機製。羽が三枚になっています(にわか扇風機マニア)
1972年(昭和47)札幌オリンピックでの、聖火リレーに使われた、聖火トーチです。倶知安から小沢、国富、そして仁木へ向かい、聖火は岩内には入りませんでしたが、当時の岩内高校3年生の坂田秀美君が、選手として一区間を走ったそうです。
明治の開拓判官松本十郎の掛け軸です。
松本十郎は、明治2年から明治8年の間、北海道根室に赴任しました。その折に作成した紀行文を書き記し、すばらしい絵も入れて、退官後、最晩年の大正5年、時の根室支庁長前田氏に贈ったものが、この掛け軸です。
企画展の一部をご紹介しました!
期間は11月23日(月祝)までですよ〜。
(R)
posted by 岩内町郷土館 at 2020年10月25日14:45 | Comment(0) | TrackBack(0)