岩内町郷土館ブログ

岩内町郷土館でのイベントやお知らせ、
岩内町に関する情報や岩内町の様子などを発信しています。

ひとりごと長田幹彦作詞「岩内音頭」にはまる

IMG_8494.JPG

 郷土館の宝庫、三階資料室でさがしものをしていると、全く別の方向に引き寄せられ思いがけない貴重な発見があり、はまっていくと更に抜け出せなくなる沼状態(TωT)。
「岩内音頭」は昭和9年(1934)、当時の流行作家長田幹彦作詞、中山晋平作曲で制作された岩内のご当地歌謡曲。昭和初期の映像の中では芸者さんたちが輪になって踊っている光景が残っています。

IMG_8495.JPG
 当時の岩内は鰊が消え、代わってスケソウダラ漁景気が盛んになっていた頃。この地域では小樽に次ぐ発展を遂げていました。中央の(札幌ではない)文化人や政財界の要人等が数多く岩内を訪れ、滞在していた記録があります。

IMG_8498.JPGIMG_8501.JPG

 その、作家長田幹彦の資料。岩内音頭の生原稿はもちろん、発禁いわくつきの歌謡曲「島の娘(長田幹彦作詞)」を歌った小唄勝太郎の生写真、渡辺はま子のブロマイド写真、湯の町エレジーの近江敏郎の写真、そしてご存知の方も多いと思いますが、竹久夢二美人画の原画ー幹彦小説の表紙絵ーと、出していくときりがなくなり、閉館時間ぎりぎりにまずは資料箱にフタをして、棚の奥にしまい込んだのでした。
 いずれまた必ずや機会を作り、ご紹介したい資料です。

IMG_8493.JPG
 一階展示室にある100年オルガンで、今日は専属演奏家の岩城先生が、文団協50周年記念式の演奏の練習に来られています。
 このオルガン演奏のレパートリーにもなっている「岩内音頭」。岩内が漁業盛んで華やかな時代に作られたものなのですが、手拍子合いの手を入れつつも、どことなく漂う哀愁。絶妙の名曲です。
 ♪ヤレサよいとよいと よいとよいやせー(r)


posted by 岩内町郷土館 at 2019年05月24日23:49 | Comment(0) | TrackBack(0)

イベント郷土館いくべコンサート、マリンバの音色を楽しんで

 来たる元年6月15日(土)18:30〜。岩内地方文化センターにて「井原由加子 マリンバ演奏会」が開催されます!
 井原さんは国立音楽大学を卒業後、マリンバの演奏家として数々のコンクールに入賞、アメリカ、イタリアなど世界での演奏活動を展開しています。

34784f260298238552603944a4065c86_t.jpeg

 そして岩内町にも実はゆかりがあるのです! 井原さんの祖父にあたる方は、大正時代に日本で初めてボーイスカウトを創設した下田豊松氏です。

simodatoyomatu.jpg

 その弟である下田喜久三博士は、国産アスパラガス栽培を初めて成功させた研究者でもあり、井原さんは岩内に二つの「発祥」をもたらした下田兄弟の家系の方なのです。
 今回は下田豊松氏の功績を紹介しながら、合わせて岩内町文化団体協議会創立50周年の記念行事として「郷土館いくべコンサート」第一弾を開催します!
 チケットは500円。高校生以下は無料です。岩内町郷土館で発売中です。
この機会に本格的なプロの演奏をぜひお楽しみください。

IMG_8455.JPG

 たくさんのご来場をお待ちしております(^▽^)。

posted by 岩内町郷土館 at 2019年05月22日10:15 | Comment(0) | TrackBack(0)

できごと五月五日、端午の節句の大幟

 五月五日は、こどもの日。端午の節句のお祝いに、武者飾りや鯉のぼりを出しているお家もたくさんあるようですが、郷土館お宝・珍品展でお披露目しましたのは、昭和初期に使われていた大幟。約10mもの長さです。
 一般的には、「鯉の滝登り」や「加藤清正」「弁慶義経」などの鎧兜の武者絵が多いのですが、ここに描かれている「日清日露」という軍人絵の図柄は、戦時中にしか作成されていません。他に「肉弾三銃士」という図柄もあったそうです。

IMG_8335.JPGIMG_8344.JPG

 日清日露の勝利の歴史が、いかに国民の心に浸透していたか。
 そして昭和の戦争を経て、平成、令和と、この平和な時代を改めて実感させられる展示です。


 

posted by 岩内町郷土館 at 2019年05月01日10:21 | Comment(0) | TrackBack(0)